「鼻は低く、志ハ高く」 １７日朝、雨の宇都宮駅は礼服姿の人々であふれていました。家電量販店「コジマ」の創業者故小島勝平氏の社葬に参列するために全国からたくさんの関係者が集まってきました。町の小さな電気屋さんが主流だった昭和３０年に宇都宮に創業、「安さ日本一」をキャッチフレーズに全国展開、業界初の売上５０００億企業になりました。今は当たり前の大型家電量販店のビジネスモデルを一代で作り上げたパイオニアだったのです。その勝平氏の書が笑顔の写真とともに展示されていました。常にお客様のことを第一に考えていたという故人の何とも茶目っ気があり含蓄のある名言ですね。どんな時でも志を無くさないようにと心に刻みながら……合掌しました。

それにしても年始から礼服を着る機会が多いこと、慶弔事が交互にやってきます。５０というのは、そういう歳回りなのかもしれませんね。ところで最近の結婚式、披露宴は演出が凝っていて面白いですね。「写真をお撮りします。」と突然受付前でポラロイド撮影、自分の写真にコメントを求められました。別の披露宴ではビデオカメラとマイクが近づいてきて「メッセージをお願いします。」新郎でもないのに、妙にに緊張するものです。披露宴の途中で突然ガーデンパーティ、新郎新婦をカメラマンが数名で追いかけます。「厳か」なんてもう死語ですね。（笑）仲人もいなければ田舎のおじちゃんやおばちゃんの歌や踊りもなし、長持歌なんかもちろんなし、両親への花束贈呈でちょっぴりお涙頂戴の和やかなメモリアルでした。まぁ人生一度？の晴れ舞台、お幸せに……。

３年目の楽天が頑張ってますね。強いとは言えませんが勝率５割付近を行ったり来たり、セコい？ 勝ち方も出来るようになって来ました。野村ＩＤ野球が確実に浸透してきたようです。このまま持続できれば終盤戦は昨年の札幌のように大いに盛り上がりそうですね。今年は西武の裏金問題から派生して、特待生問題など野球界は逆風だらけです。それにしても不可解な高野連の権威主義、高校駅伝までが一区は外国人ダメなんて時代錯誤もいいところです。それこそ鼻ばかり高く志が伝わらない。選手のこと（将来も）など何も考えていない。だから世の中が変になるんですよ！殺伐とした事件ばかり起きるんですよ！（怒）おっと、過言でした。選手の皆さん、プレーでの感動を切にお願いしますね。

野外のビールが美味しい季節になって来ました。そろそろフルキャストスタジアムで一喜一憂することにします。

平成19年5月31日